Lioの部屋

これがリアルなニューヨーク

ニューヨークの近況報告。コロナウィルスによる生活の変化とは?

今、自分が生きている事は当たり前なのか?

 

世の中いつ何が起こるかわからない。

 

まさに現在、私たち1人1人がしっかりこの状況と向き合って

考えなければならない。

 

どうもLio(lio_tokyo)です。

 

ニューヨークに戻ってきてからもうすぐで1年が経とうとしてます。

 

毎日、色々な事を学びながら充実した日々を送らせてもらっていました。

 

それがここ1ヶ月間程で環境が

ガラリと変わっています。

 

既に皆さんもニュースなどでご存知かと思いますが

コロナウイルスによる多大な社会への影響は

自分が生きてきた30年間で初めてと言っても過言ではないほど。

 

現在、実際にニューヨークで起こっている事をいくつか報告していきたいと思います。

 

 

 

1.外出禁止令

人生の中で緊急事態宣言という言葉を聞く事があるとは思いもしなかった。

 

それがわずか1ヶ月程前の事だから驚きです....

 

3月に入り少しずつコロナウイルスの存在が広まり

約2週間後の16日にはレストラン等の店内営業を禁止。

 

デリバリー&テイクアウトのみという

レストラン経営者にとっては死活問題となる声明が発表されました。

 

『とは言いつつもお店やってるんでしょ」と正直思いながら外を歩いてみると...

 

全て閉店している、、、

 

ニューヨーク歴3年とまだまだ日が浅い自分ですが

こんな光景を見た事がありませんでした。

 

更に驚いたのは通行人の数です。

 

通りにだれ1人、歩いていないのです。

 

これはマンハッタンのSOHO近辺

普段なら車がたくさん走っており人ももっといるはずなのに...↓

 

f:id:lio6090:20200330131503j:plain

 

2.閉店は飲食店だけではない?

レストランの店内営業禁止になった直後

まだ飲食店以外のお店は営業していたのを覚えています。

 

しかし、わずか数日後

集団で集まる事を禁止するとの発表があり状況が一変。

 

それ以外の洋服屋、大型デパート、電化製品店など次々にクローズ。

 

スーパーはオープンしているものの

営業時間を短縮、更に入場制限をして

感染を最小限に抑えるという処置が取られています。

 

ちなみに、こういう状況で起こりがちなのが買占めです。

 

ニューヨークでも既にトイレットペーパーや消毒液(サニタイザー)が売り切れていたり

マスクが入手困難になっています。

 

というか、アメリカでは薬局で普通にマスクが買えるわけではありません。

ネットで購入するのが一番早いかと思われます。

 

私も今までお店でマスクを見かけた事が無いです。

 

3.感染者は増え続けている

外出禁止令が出され

市民も外出を自粛し始めてすでに2週間が経とうとしています。

 

確かに外には人がほぼ出ていない

まるでゴーストタウンのよう。

 

これならウイルスの終息も時間の問題だと考えられていました。

 

しかし、現実はそこまで甘くないという事を改めて痛感しております。

 

3月の1日に最初の感染者が確認されてから

わずか3週間で2万人に到達し死者も280人まで増えているのです...

(3月30日時点で感染者数約6万人)

 

トランプ大統領の会見によると

今後2週間でピークに達し、220万人の死者が出るおそれがあると言います。

 

既に医療機関が崩壊寸前というより既に崩壊し始め

多くの企業がマスクや医療物資を生産し

供給を始めていますが、コロナウイルスの感染拡大よりも早くなければいけません。

 

4.ウイルス終息の目処はついているのか?

初め、外出自粛を2週間に設定し様子を見ていたようですが

成果が得られなかったこともあり更に1ヶ月間

4月の終わりまで自粛を伸ばすように大統領が発表しました。

 

終息については6月を目処にしているとの事で

近い話のようでまだまだ先が長くなりそうです。

 

5.最後に

 

今現在自分が感じている事や実際に起こっている事を

随時書いていきたいと思います。

 

今までよく食べに行っていたレストランやお気に入りの洋服屋さん、、、

スモールビジネスをしてきた多くのお店は閉店に追い込まれてしまうのではないでしょうか?

 

一刻も早くこの状況が良い方向へ向かって行ってくれる事を願います。